初めての一人暮らしで「寂しい」を「楽しい」にするインテリア

初めての一人暮らしで「寂しい」を「楽しい」にするインテリア

初めての一人暮らしは何かと不安がつきまとうものですよね。
家に帰ってきても話し相手もいなく、テレビを消せばシーンと静まり返ったお部屋にポツンとたたずむ自分がいます。

今までは家族がいたので、むしろ「うるさい!静かにして!」と思ったこともあると思います。
でも一人暮らしでは逆にその静けさが不安をあおり「寂しい」という気持ちになりがちです。

一人暮らしである以上、例えばペットを飼うとか友達や恋人を連れ込むといったことをしない限り、家では確実に一人。
そこでここでは、一人暮らしで寂しいと感じず、むしろ楽しいと感じるインテリア作りを考えてみようと思います。

お部屋の広さが大事

一人暮らしでは、多くの人がスペースに余裕がないお部屋に住むことになります。
あれこれ工夫してスペースを有効に使い、少しでも居住空間を広げるようにと考えますよね。

これは絶対に必要なことですが、実はここに寂しさを感じさせない大きなポイントがあります。

広くて整然と片付いたお部屋

一人暮らしでは何とか上手く収納して整理し、少しでもお部屋を広く感じさせるようにと考えるのが普通。
「広くて整然と片付いたお部屋」を目指しているわけですね。

では実際にそのようなお部屋が実現したと想像してみてください。
6畳ワンルームでは、正直どうやったってそのようなお部屋にはならないかもしれません。
では仮に12畳ワンルームを借りて「広くて整然と片付いたお部屋」が完成。
夜帰宅してフゥと落ち着いた場面を想像してください。

どうでしょう、空間に余裕があり、ソファーに座っても前にテーブルがあるだけ。
左右には観葉植物がおしゃれに飾ってあり、大きなテレビがドンと前にある風景。
小物はすっきりチェストに収納され、開放感を出すため全体的に家具は低め。
視界には「壁」がよく入り、非常に広々感があります。

このような、ある意味理想とされる空間で一人暮らしをすると、実は思いのほか寂しい気持ちになります。
不思議と言えば不思議。
人間はお母さんのお腹から生まれるからでしょうか、なぜか狭いほうが落ち着くもの。

ある程度思い描いたインテリアになった、空間に余裕ができてお部屋の中も整然と整理された。
その後は…何を目標にインテリアを考えるでしょうか。
完成されてしまったというのは時に喪失感に繋がり、満足感がありながらどことなく寂しい気持ちになるものです。

狭くてゴチャゴチャしたお部屋

一人暮らしの多くの人は「狭くてゴチャゴチャしたお部屋」をスッキリ片付くようにアイデアを出してインテリアを考えます。
この考え方自体はとてもいいと思いますし、変える必要もないと思います。

でも、案外狭くてゴチャゴチャしたお部屋って落ち着くものです。
周りに物が溢れ、整理しようにも収納スペースが足りない。
多くの人はデメリットばかりに目が行ってしまいますが、実はそんな空間だからこその「不思議な落ち着き感」というメリットも同時にあるのです。

また「ここをどうにかしたいな…」「ここにボックスを置いたら…」といった考えがあるので、目標がある状態ですよね。
喪失感はまったくなく、むしろ心の中は少しでも整理したいのでせわしない想いに。
一人暮らしの場合、このくらいのほうが逆に寂しさが紛れ精神が落ち着くものです。

キレイ好きとはまた別です。
キレイに整理され整然としたお部屋でも、空間が狭くてお部屋に家具やものが多いほうが寂しさはありません。
逆に物が少なくスッキリした空間だと、どこかむなしさ・空虚感があり、それが寂しさに繋がることもよくある話です。

一人暮らしのセオリー

初めての一人暮らしだと、どんな生活になるのかは想像しかありません。
やっぱりセオリーというか、一般的な考え方をイメージする人が多いですよね。
インテリアにしても同じです。

  • 背の高い家具は圧迫感があるから避ける
  • 一人暮らしでダイニングテーブルは不可能
  • ソファーとベッドを置いたら導線が確保できない
  • カーペットは広々感が出る色が基本

このようなセオリー的なことはよく聞くと思います。
もちろんけっこう正しいと思います。

でも、あくまでもセオリーであって絶対ではありません。
時と場合によっては背の高い家具を置いてもいいのです。
それにより圧迫感が出るかもしれませんが、狭くて落ち着く空間になるとも言えるのですから。

無理にダイニングテーブルを置いても同じですし、ソファーもベッドも置きたいなら置けばいいんです。
お部屋内で動くのが大変になっても、自分だけの落ち着いた空間が出来上がるかもしれません。
カーペットは薄めの色だとお部屋が少しでも広く感じますが、それよりも好きな色にした方が心が落ち着いて心地よく感じるかもしれません。

あくまでセオリーであり、逆に「空間が広すぎたら寂しくなるから」という考え方も全然アリだと思います。
それなら物理的に置けるかどうかを考え、好きな家具を置く方が落ち着くインテリアになるとも言えます。

全ての人が「広い空間が落ち着く」わけではなく、特に一人暮らしでは「狭い空間のほうが落ち着く」ことも別におかしな話ではないのです。

まとめ

インテリアだけで寂しさを紛らわすのは無理がありますが、少なくともインテリアによって心の感じ方が変わるのは間違いありません。

狭くても少しくらいゴチャゴチャしてても「そのほうが落ち着くし、ちょっと手を伸ばせばリモコンもとれるし」といった考え方も一つです。

一人暮らしだからと言って、全ての人が「広い空間」を目指す必要はなく、あくまで自分が落ち着く空間、寂しいと思わない空間、楽しいと感じるインテリアを目指すのが理想ではないでしょうか。

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