という悩みはないでしょうか。
実はソファ選びは、具体的なモデルよりも先に「ブランド」「ショップ」を決めてから行うと、より満足のいくものを選ぶことができます。
なぜなら、ソファは座り心地と同じくらい価格帯が重要だからです。
最高の座り心地でも、家計に合ったソファにしないと、その時は満足でも、長い目で見ると後悔してしまうかもしれません。
そこでここでは、あなたにとって最適なソファ選びができるよう、様々なおすすめブランドを簡潔に紹介。
合わせて選び方も紹介しているので、価格帯はもちろん、デザインの特徴やブランドの雰囲気など、総合的に好みのお店を決めることができます。
読み終える頃には、より鮮明に好みのソファがイメージできているはずですよ。
自分に合うソファの選び方
価格帯ごとのおすすめショップを先に読みたい人はこちらからどうぞ。
もしあなたが、まだどんなソファにしようかイメージができていない場合は、先に想像力を働かせてイメージしておきましょう。
細かい部分は後でも大丈夫ですが、次の4点は現段階である程度決めておくと、絞り込んでいきやすくなるのでおすすめです。
- 素材
- 形状
- 色味
- 予算
より詳細なソファの選び方はこちらを参考にしていただくとして、ここでは「目星をつける」程度でも大丈夫ですので、サラッと紹介していきます。
素材は主に3種類
素材は、主に「張り地」を考えます。
つまりは肌に触れる部分ですね。
触り心地・見た目の印象・お手入れの方法などが変わってきます。
ファブリック
布素材です。
サラサラした肌触りが大きな魅力で、カジュアルなお部屋に馴染みやすい雰囲気。
色の種類が豊富で、ソファ自体の種類が多いのも特徴です。
水物が染み込むという点が、他との大きな違いです。
合成皮革
人工的な皮素材ですね。
本革に比べかなり安いものが多く、それでも見た目は本革かどうか分からないものも多いです。
水に強く、ダニも発生しにくく、お手入れしやすい点が大きな魅力。
シックで高級感のある雰囲気が特徴です。
表面の温度が変わりやすく、冬はヒンヤリし、夏は蒸れやすいというデメリットがあります。
本革
本革は人工じゃないので、水分に弱い弱点があり、総じてメンテナンスに気を使う必要がある素材。
高級感はピカイチで、触り心地も本革独自のしっとり柔らかい感じが魅力です。
価格が高い点がデメリットで、カジュアルな雰囲気ではなく高級志向なお部屋に似合う素材です。
形状は使い勝手を左右する
形状は「ソファの形」「サイズ」の2点を考えておきましょう。
ソファの形
スタンダードな横長・お部屋の角に置きやすいコーナーソファ・正面を向いたまま足を伸ばせるカウチソファという3種類をまず決めましょう。
↑ 特にこだわりがなければ、スタンダードなタイプが使いやすいです。
↑ 足を伸ばして座りたいならカウチソファがおすすめ。
↑ 家族でリビングを囲みたいならコーナーソファが最適ですね。
さらに脚付きなのか、どっしりタイプなのかまでイメージすることができれば、後々ラクに決めていけるはず。
↑ 脚付きはスッキリと軽そうに見えて、圧迫感がなく、スタイリッシュな印象に。
↑ どっしりタイプは安定感があり、安心して腰掛けることができるイメージがありますね。
サイズ
サイズで大事なのは、幅と高さ。
幅はシンプルに「何人で使うのか」を目安にし、「3人掛け」などという表記ではなく寸法を決めておくのがおすすめ。
置きたいサイズと実際に置ける寸法は違うので、「置ける寸法は○○cm」「欲しい寸法は○○cm」というイメージで決めておきましょう。
若干のサイズオーバーでも置けるのか、このサイズで家族が座れるのか、などを簡単に判断することができます。
高さは座面(実際に座る面)の高さが一番大事。
40cmくらいが一般的な高さで、ローソファだと30cmより低いタイプになります。
足腰への負担を軽くするなら、40cmくらいの高さがあるほうがおすすめ。
小さな子供やペットの乗り降りをを中心に考えるなら、ローソファが向いています。
色で雰囲気は大きく変わる
色ではなく「色味」を決めておきましょう。
グリーン系・ベージュ系・モノトーン系…など、広い範囲でイメージしておくと、選択肢が無駄に絞られることもありません。
インテリアの雰囲気に合わせていくのが基本ですが、例えば汚れにくさならブラウン系、お部屋を広く見せるなら明るいアイボリー系など、どんなことを重視するかによっても変わります。
アクセントになるような「赤」や「明るい黄色」「明るいオレンジ」などは、しっかりお部屋のインテリアを考えてからにしよう。
ソファは大きな家具なので、周囲に溶け込むようにする色選びが基本にしておすすめです。
大まかな予算を決めておこう
ここではざっくりとした予算を決めておきましょう。
ポイントは「出せる金額の上限値」ではなく、「このくらいで買えたらいいな」という金額を予算に設定すること。
確かに予算は大事ですし、明確な線引きも大事だと思いますが、あとわずか頑張れば「最高に気に入ったソファ」があるなら、ぼくなら頑張ります。
せっかく買うなら一番気に入った物が欲しいですよね、やっぱり。
上限が10万なら、予算は8万円くらいに設定し、若干ゆとりを持たせることで選択の幅も広がります。
おすすめのソファ 価格別のお店
デザインが気に入っても、座り心地が気に入っても、購入できる価格じゃなければ検討することはできません。
また、ソファだけ高価だと、お部屋の中でソファが浮いてしまい価値を活かすことができないかもしれません。
なんだかんだ言って「価格」というのは非常に大事なファクターで、高いか安いか、そこが最も選択を左右するポイントでもあるものです。
なので価格帯を
- 低価格が魅力のソファ:10万円以下
- 価格と性能のバランスが良い中間層:10~30万円
- 高価で一生モノ:30万円以上
という3つに分けて紹介します。
低価格が魅力のソファ
まずは価格が魅力のソファを紹介します。
高価なソファは作りは良いですが、全ての家庭に向いてるとは言えません。
30万円のソファを30年使うのと、5万円のソファを5年ごとに6回買い替えるのとでは、後者に価値を感じる人も多いですよね。
買い物をするという楽しみを5回多く味わうことができます。
また一人暮らしさんも価格を抑えたいところですよね。
1.IKEA(イケア)
画像引用元:IKEA(イケア)
説明不要の人気家具ショップ。
ファッショナブルな印象で、ソファもおしゃれなデザインが多いです。
10万円を超えるソファもありますが、メインは10万を切るモデル。
種類もさすがの多さです。
2.ニッセン
画像引用元:ニッセン
価格で人気の通販ショップ。
お買い得なソファがいっぱいで、ショップ自体の信頼度も抜群。
低価格帯をメインに取り扱っているだけで、商品の質が悪いというわけではありません。
種類も非常に多く、選ぶのに迷ってしまうほどです。
3.ニトリ
画像引用元:ニトリ
こちらも説明する必要がないほど人気のショップ。
価格・種類の豊富さ・デザイン、全てでバランスが良く、全国に展開してるので実際に見るにも困りません。
総合力ではピカイチと言えます。
4.NOCE(ノーチェ)
画像引用元:NOCE(ノーチェ)
色使いやデザインなど、女性好みのショップ。
価格も抑え目で購入しやすく、満足度の高いソファを購入できます。
種類も豊富で、一人暮らしさんにもおすすめ。
価格と性能のバランスが良い中間層
10~30万円クラスのソファは作りがしっかりしているものが多く、座り心地・デザインなどもハイレベル。
長く使いたい人や、結婚など記念日の贈り物にちょうどいいソファです。
5.Armonia(アルモニア)
画像引用元:Armonia(アルモニア)
グッドデザイン賞受賞の門内一生氏によるデザイン監修が魅力。
モダン・都会的といった雰囲気がピッタリで、スタイリッシュなソファを探している人におすすめです。
種類も豊富で、人気のタイプは10万円前後の価格帯になっており、中間層の中では安い部類に入ります。
6.IDEE(イデー)
画像引用元:IDEE(イデー)
シンプルなデザインが多く、ナチュラルテイストに合いそうなブランド。
40万円を超えるソファもありますが、相場は20万円前後でしょうか。
ファブリック・レザーともに種類が豊富で、カラーも豊富に揃ってます。
7.L.E.S(Life Editorial Store)
10万円台が相場のショップ。
中間層では割と安めで、手が出しやすい価格帯です。
ファブリックソファがメインで、ナチュラルな「木」を活かしたデザインが多く、北欧テイストなインテリアにも合いそうです。
8.家具蔵(カグラ)
画像引用元:家具蔵(カグラ)
無垢材にこだわったメーカーで、木を活かしたソファが魅力。
価格帯は20万円前後がメインで、ソファ以外の家具も多く販売しています。
関東を中心に店舗も多くあります。
無垢材の種類を選べるというのが最大のおすすめポイントです。
9.カリモク
画像引用元:カリモク
大手の国産メーカーですが、高価格帯の作りの良いラインナップが特徴。
中間層に分類しましたが、その中でも高価格帯に属し、30万超えのソファも多く販売しています。
作りの良さ、デザイン性の良さが魅力で、身近で馴染みやすいのも人気の秘密でしょうか。
10.Crastina(クラスティーナ)
画像引用元:Crastina(クラスティーナ)
シンプルでモダンな雰囲気が魅力のブランド。
種類やカラーも豊富で、洋風でモダンなスタイルのお部屋にピッタリです。
高価なソファもありますが10万円台が人気ラインです。
11.KEYUCA(ケユカ)
画像引用元:KEYUCA(ケユカ)
価格帯は10~20万円あたりで、形状や種類が豊富。
ファブリックやレザーの種類を選べるのが魅力です。
ただ、ソファのような大きな家具はオンラインでは販売していないようなのが残念。
関東から関西地方にショップがあります。
12.NOYES(ノイエス)
画像引用元:NOYES(ノイエス)
ソファしか作っていないソファの専門メーカー。
10万円台が相場ですが、10万円を切る価格のソファも。
こだわりをとても強く感じ、価格的にも手が出しやすいメーカーです。
13.FLANNEL SOFA(フランネルソファ)
画像引用元:FLANNEL SOFA(フランネルソファ)
ショップページのデザインが素敵なソファブランド。
10~20万円前後が相場で、種類もとても豊富です。
様々なスタイルにオーダーできるのも大きな魅力です。
14.Francfranc(フランフラン)
画像引用元:Francfranc(フランフラン)
おしゃれな小物や雑貨で人気のショップですが、おしゃれなソファも多くあります。
ちょうど10万円あたりのソファがメインで、女性が特に好みそうなデザインが豊富。
種類や色・形状のバリエーションもいっぱいです。
15.BRUNCH(ブランチ)
画像引用元:BRUNCH(ブランチ)
無垢材にこだわっているショップで、木の素材感を大切にしている印象。
中間層に分類しましたが、価格は高め。
もちろん作りは丁寧で良く、長く使えるソファです。
種類や色も豊富で、ナチュラルインテリアにピッタリのソファが魅力です。
16.無印良品
画像引用元:無印良品
言わずと知れた人気ショップ。
シンプルなデザインと作りの良さには定評があり、量販店ながら高品質なソファが多いのが特徴。
価格もある程度高めの設定ですが、長く使えるソファを揃えています。
様々な家具や雑貨もあり、お部屋のテイストを合わせやすいという魅力も。
17.MOMO natural(モモ ナチュラル)
画像引用元:MOMO natural(モモ ナチュラル)
創業50年を超える老舗メーカー「脇木工」による展開ブランド。
おしゃれな作りが魅力で、全国にファンがいます。
歴史あるメーカーに裏付けられた技術と、若い世代に人気のブランド力が見事に融合しています。
18.RELAXFORM(リラックスフォーム)
画像引用元:RELAXFORM(リラックスフォーム)
デザインにこだわりをもっている家具メーカー。
ファブリックやレザーの素材を選択することができ、自分好みのソファを探せます。
素材自体の種類も豊富で、人とは少し違うソファを提供しています。
一生モノのおすすめソファ
最後は、一度買ったら一生使える高価格帯のソファをメインに取り扱うショップ・メーカーを紹介します。
19.estic(エスティック)
画像引用元:estic(エスティック)formaxシリーズ
formax(フォルマックス)シリーズが人気。
イタリアモダンなテイストで、スタイリッシュな脚が印象的です。
高価格帯にしましたが、2Pソファだと中間層になり境目当たりの価格帯。
とは言え一生使うソファを検討している人向けです。
20.Cassina(カッシーナ)
画像引用元:Cassina(カッシーナ)
世界的なデザイナーたちによる高級なソファのブランド。
1Pソファで50万超え、3Pソファで100万越えは普通というレベルです。
たまに芸能人や著名な方の自宅公開などで、Cassina(カッシーナ)を使用しているとテレビで放送されたりします。
一般庶民にはちょっと手が出せない高級ソファです。
ただし見るのはタダですので。
21.CONDE HOUSE(カンディハウス)
画像引用元:CONDE HOUSE(カンディハウス)
海外にも拠点を持つ日本のブランド。
日本人はもちろん、海外のデザイナーの手がけるソファも多く、「日本製」を「日本性」と捉えるグローバルな企業です。
品質がいいのは言うまでもありませんが、価格は40~50万円あたりが相場。
子供・孫の世代まで受け継がれるソファを探している人に向いています。
22.匠ソファ
画像引用元:匠ソファ
「木」が印象的で、品質保証が10年という作りに自信のあるブランド。
デザインも非常に洗練されており、日本の住宅に合う素敵なソファが多いです。
40~50万円あたりが相場になります。
木を活かした作りなので、モダンながら落ち着けるリラックス空間を演出してくれます。
23.TRUCK(トラック)
画像引用元:TRUCK(トラック)
独特な味のあるソファを作るメーカー。
大阪にある一軒工房から始まり、今では全国にファンがいるほど有名に。
価格は30万円あたりが相場で、テイストが好きな人にはたまらない逸品です。
24.広松木工
画像引用元:広松木工
受注生産のソファが多く、自分だけのソファを作ることができます。
品質は疑いの余地はなく、長く愛用できるオリジナルのソファを作ってくれます。
受注生産なので当然価格は跳ね上がり、40万円あたりが相場になっています。
まとめ
価格帯ごとにわけておすすめのショップ・メーカーを紹介しました。
好みのソファは見つかったでしょうか。
ソファは人のおすすめを聞いても、結局最後は自分の好み。
多くのソファを見て自分の感覚に合うショップ・ソファを見つけることが、最も失敗しない方法ではないでしょうか。