と悩んではいないでしょうか。
単におしゃれな見た目だけで選ぶなら決めやすいものの、機能性や価格などいろいろあるので迷ってしまいますよね。
そこでここでは、5つのシチュエーションに分けておすすめのラグを紹介しようと思います。
ちなみにラグもカーペットも基本的には同じようなものですが、ラグは狭い範囲・カーペットは広い範囲というイメージです。
あなたにピッタリのラグはコレ!
あなたの状況に合わせたおすすめを考えてみましょう。
どんなに高価なラグでも、おしゃれなラグでも、あなたにとって使いにくかったら意味がありません。
そこで次の5つに分けて考えてみようと思います。
1.それぞれの季節におすすめのラグ
ラグは足元の体感温度を大きく左右するので、季節で変えるというのもおすすめ。
家具の下になっているカーペットなどはなかなか簡単に変えれませんが、家具さえ乗っかってなければ季節で変えてみるのもいいですよね。
見た目や色でも暖かい・涼しいという感覚は違ってくるので、季節に合ったラグを敷くととても快適に過ごすことができます。
逆に季節ごとに変えるつもりがないなら、オールシーズン使いやすいラグを選ぶと失敗も少なくなります。
オールシーズン使いやすいラグ
季節を問わず使いやすいラグというと、どうしても無難な選択になってしまいますよね。
毛足が長いと夏暑そうだから、短めで。
ブルー系は冬寒そうだし、ブラウン系は夏暑そうだから、無難なベージュ系で。
オールシーズンを考えると、四季のはっきりしている日本では無難な選択を意味します。
そこでおすすめなのが次のラグ。
オールシーズン活躍する機能性ラグ
ベースにメタル素材を使っている機能性ラグ。
暖まりやすく冷えやすい特性があり、夏場は冷房の冷たい空気によって温度が下がり、冬場は暖房やホットカーペットの熱で暖かくなりやすいという、まさにオールシーズン向けのラグです。
年間通して使えるので、消費電力を抑えることができるエコな側面もあります。
13mmという使いやすいパイルも通年で使いやすい秘密。
難点は価格がやや高い点と、種類が少ない点。
その両方がクリアできるなら、まさに一年中あなたのお部屋の床を彩るたのもしい存在になってくれるはずですよ。
冬場におすすめのラグ
冬におすすめなのは、やっぱり暖かいラグです。
特にフローリングはとっても冷たくなって足がカチカチに冷えてしまうので、ラグは必須と言えますよね。
フローリングの冷たさを回避でき、見た目にも暖かさを感じるラグが冬には向いています。
それを大きく左右するのが糸の長さ、つまり「シャギー」です。
長いシャギータイプは見た目にも触り心地にも暖かく、冬場にはもってこいのラグ。
掃除機がかけにくいので「防ダニ加工」がされているものがおすすめ。
冬場は乾燥しがちですが、加湿器などで思いのほか湿度が高かったり、そもそも寒いので換気をあまりしないですよね。
なので防ダニのついてるシャギータイプが向いています。
シャギーの長さ別に3つを紹介します。
全部ホットカーペット・床暖対応&防ダニ加工付きのラグですよ。
50mmのロングパイルシャギーラグ
50mmという長いシャギーが魅力のラグ。
空気を含む量が増えるのでより暖かく、触り心地からも暖かみが伝わります。
50mmだと、手がもふもふ埋まってしまうくらい。
見た目がゴージャスに見え、高級感のある雰囲気になるのも嬉しい点ですね。
35mmの程よいシャギーラグ
こちらは35mmという長さのシャギーラグ。
シャギーの暖かさ・ゴージャスさが十分ありながら、程よく使いやすい長さが魅力ですね。
35mmでも、そこそこ手が埋まるくらいの長さがあります。
50mmより掃除機がかけやすいので、気になるなら35mmくらいのほうが使いやすいかもしれませんね。
18mmの使いやすいシャギーラグ
18mmという使いやすさ重視のシャギーラグ。
短かくても気持ちよさがしっかり出るよう超極細繊維を使っており、暖かさ・気持ちよさはロングパイルに負けていません。
掃除機もかけやすく、お掃除ロボットにも対応していますよ。
夏場におすすめのラグ
夏場におすすめのラグのポイントは「視覚的」「肌触り」という2点で「涼しさ」を感じることができるもの。
両方そろっていればベストですね。
モダンなユニット畳
べたつかない素材と涼しげな見た目で、夏にもってこいのユニット畳。
ブラックやブラウンの畳にすれば、モダンな雰囲気にもピッタリです。
ござと違いクッション性があるので座っても床付き感はありません。
ユニットタイプなので、このようにL字に敷くことも可能。
裏で留めておけるため、ズレてしまうこともありませんよ。
2.赤ちゃんや小さな子供におすすめのラグ
大人はある程度いろんなことに柔軟に対応できるもの。
でも小さな子供や赤ちゃんは、大人のようにうまく対応できません。
なので赤ちゃんがいる、もしくは生まれる予定がある、小さな子供がいるという家庭では、子供に合わせてラグを選ぶのがおすすめです。
子供特有のポイントに意識を向けると、どのようなラグが最適なのかが見えてきます。
とにかくきれいな状態を保ちたい人
ラグは汚れやすい場所にあるので、気を付けないとすぐに汚れてしまいます。
特に赤ちゃんや子供はアレルギー反応が出やすい時期ですよね。
親の体質なども考慮し
- 肌が弱そう…
- アレルギーがあるかも…
と思うなら、少しでも清潔さを維持しやすいラグがおすすめ。
防ダニ機能やアレルゲンをブロックしてくれる抗菌といった機能性は必須です。
さらに自宅で簡単に洗うことができるラグなら、清潔をキープしやすいですよね。
また、掃除機がかけやすいようパイルの長さは短めが向いており、理想は安心な日本製ラグです。
このようなラグはダイニング用に多く、リビング使いできるデザインのダイニングラグなら、清潔を最も重要視する人に向いてます。
ダイニングはリビングより汚れやすいので、それに対応して高機能なモデルが多いのです。
シンプルデザインの高機能ラグ
機能性重視のダイニング用ラグ。
色が10色と豊富で、リビングで使っても違和感ありません。
ポイントは何といっても豊富な機能性。
防ダニ・抗菌はもちろんのこと、はっ水・防汚・防炎・制電機能までついており、とても衛生的に使うことができます。
水もしっかりはじいてくれます。
日本製なのも嬉しいポイントですね。
やんちゃな子供・赤ちゃんがいる
子供は基本的にやんちゃですが、清潔さより「見た目のキレイさ」を意識するのも大事なポイント。
アレルギーなどの心配がなさそうなら、健康面で「清潔に保つ」よりも、見た目を「きれいに保つ」ことを意識してもいいのではないでしょうか。
お水ならまだしも色のついたジュースをこぼしたり、トイレトレーニングではおしっこを漏らしてしまうことも必ず出てきますよね。
また、子供・赤ちゃんは大人より嘔吐しやすいので、はっ水に加えてウォッシャブル機能もついてると嬉しいですね。
アパートやマンションならやんちゃな子供の足音対策も大事。
音を下の階に少しでも響かせないようにするラグも子供のいる家庭におすすめです。
はっ水・ウォッシャブル機能がついたラグ
はっ水・ウォッシャブル機能で見た目をキレイに保てるラグ。
フランネル生地なので触り心地もよく、厚みもあるので防音を考えてもおすすめ。
女の子ならピンクを選んであげると喜びそうです。
色やサイズも豊富で、デザイン性・機能性にバランスの取れたラグですよ。
防音機能なら低反発+高反発の機能性ラグがおすすめ
防音には声やテレビ音などを遮るものと、足音や物を落としたときに出る衝撃音を防ぐものがあります。
床に敷くラグでは、後者の「足音を防ぐ」というのが、特に小さな子供のいる家庭では重要ですよね。
このラグは高反発素材と低反発素材を合わせた機能性ラグ。
衝撃を吸収する低反発素材が表面に、さらにその衝撃を下に伝えない高反発素材が裏面に。
二重構造により、床衝撃音テストで「聞こえない」「上階の気配をまったく感じない」というLL7等級を取得しています。
やや高いのが難点ですが、近所トラブルはとても肩身が狭くなるので、先手を打って対策したいところですね。
小さな子供のいる家庭で使うという前提なので、それ以外にも子供にやさしいポイントが多いのも嬉しいところです。
3.素材でおすすめのラグ
素材はいろんな側面に影響しますが、細かい違いを気にするより「ふかふか」「ふわふわ」といった触り心地を気にする人が多いはず。
ふかふか・ふわふわなラグの素材・生地でおすすめなのは、やっぱりマイクロイファイバー素材。
他にはアクリルも気持ちいい素材ですよね。
ふかふかマイクロファイバーのシャギーラグ
極細マイクロファイバーを使用した、ふかふかな触り心地が魅力のラグ。
しっとりなめらかで、素足でいたくなる気持ちよさです。
手触りも抜群に良く、つい触りたくなるような、そんなラグです。
12色から選べるのも大きな特徴で、価格も抑えめですよ。
アクリル素材のフェイクファーラグ
アクリル100%の「しっとりふわふわ」な触り心地が魅力のラグ。
手触りも足触り(?)も、見るからになめらかで気持ちよさそうです。
円形・正方形・長方形とサイズが豊富で、いろんな機能性もついてる優れもの。
特にファーは火が怖い素材なので、防炎機能が付いてるのはとっても嬉しいところです。
タバコを吸う人も、安心感が違いますよ。
ユニットタイプのシャギーラグ
タイルカーペットやジョイントマットのようなユニット系だと、多くはあまり触り心地の良いタイプではありませんよね。
このラグは、ユニットタイプながら触り心地の良いシャギータイプ。
ちょっとしたところに必要なサイズだけ敷くことができます。
色がスモーキーでおしゃれなのも魅力。
見た目からも柔らかそうな印象を受けるラグですよ。
4.見た目でおすすめのラグ
ここからは特徴的なデザインのラグを紹介。
ラグでアクセントを付けたり、お部屋の雰囲気を決める役割を担うことができそうなタイプですね。
シンプルな家具類が揃っているお部屋なら、思い切ってラグでアクセントを付けるのもオシャレですよ。
キルティングがおしゃれなシンプルラグ
キルティングのデザインがおしゃれなラグ。
シンプルながら単調さもなく、スタイリッシュな印象になります。
毛足が短いので掃除機がかけやすく、コロコロも楽にできます。
色は7色から選べますよ。
好きな模様にできるタイルカーペット
タイルカーペットなら、いろんな色を使って好きな模様にできます。
このタイルカーペットは色のトーンが同じなので、色味を増やしてもグチャグチャ感なく敷くことが可能。
このような敷き方だってできます。
2色のチェック柄が定番ですね。
汚れた部分だけ取り替えられるので、清潔に使うことができますよ。
大胆な柄付きのラグ
色味に加え「柄」で表情をつけたいなら、このようなシンプルなライン柄がおすすめ。
当たり障りなく、それでいてしっかり「味」が出ていますよね。
デザイン的にはモダンな雰囲気に合いそうですが、毛足が長くふわふわしているので、ナチュラルなやさしい雰囲気にも溶け込んでくれそうです。
フローリングだけだとシンプルでいいのですが、やや殺風景になるので、このような柄の入ったラグをポンと敷くだけで雰囲気は断然よくなります。
5.一人暮らしにおすすめのラグ
ひとり暮らしでは、自分の好きなインテリアに没頭できる嬉しさがありますよね。
好きなデザインに、好きな色に、好きな素材にしていいのです。
一人暮らしの場合は、価格が安めなのがポイント。
さらに床生活が多くなりやすいので、ある程度のクッション性があると快適に暮らすことができます。
20mmクッションのふかふかシャギーラグ
20mmのウレタンとふかふかシャギーのコンビが、床生活を有意義にしてくれます。
長時間座っていることがあっても、床付き感が少なく快適です。
表面はふかふかで、全体的にはもちもちな感じが魅力。
価格も抑えめで、一人暮らしにピッタリですよ。
20mmのクッションとフランネル素材のなめらかタッチラグ
ふわふわ素材のフランネルが気持ちいいラグ。
こちらは20mmの低反発素材を使っているため、一層モッチモチな座り心地になります。
毛足が短いので、掃除機がけがとってもしやすいタイプ。
色も豊富にあり、落ち着いたトーンなのでおしゃれな雰囲気になりますよ。
まとめ
ラグはいろんなショップ、いろんなブランド、いろんなメーカーがあり、漠然と「ラグがほしい」と考えているだけでは選択肢が多すぎて決めるのが難しくなってしまいます。
- 自分に合うラグはどのようなものか
- 好きなデザインはどのようなものか
- 好きな色にすべきか、お部屋に合わせるべきか
- どんな機能性が必要なのか
このように一つずつ最適なタイプを絞っていくことで、満足できる一枚が見つかります。
いろいろ悩むかもしれませんが、そんなこともラグ選びの楽しさの一つではないでしょうか。
色選びに迷ったら。こちらも参考にしてください。
