ソファの大きさは3つの視点で!最適なサイズ感を見つける方法

ソファ・イス
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どんな大きさのソファが自分に合っているか、悩んではいませんか?
ソファは大きいうえにお部屋の主役。

  • 大きすぎた…
  • 小さすぎた…

という後悔だけは絶対にしたくないですよね。
そこでここでは、ソファの大きさに焦点を当てて考えてみようと思います。

大事な3つの大きさ

自分に合うソファを考える場合、次の3つのポイントに注意します。

  1. ソファの幅
  2. ソファの奥行き
  3. ソファの高さ

1.ソファの幅

ソファの幅

ソファの幅は何人で使うのか、またどのような使い方をするのかによって大きく左右します。
お店では「2人用」や「3人掛け」などの表記ですが、実際に使う人数とは意外と関係ないと思っていたほうがいいです。

何人で使おうと自由。
あくまで目安であり、気を付けるべきは実際の寸法です。
同じ「2人掛け」と表記されているものでも、実は50cm違うということもあります。

また、座面の幅も大事。
ひじ掛けの有無で一人あたりの幅がけっこう変わってきますよね。
20cmのひじ掛けが付いてれば、40cmも座面幅が少なくなります。

全幅は設置に関して考え、座面幅は使い心地に関して考えるのが大事です。

一人が座る幅の基準は「60cm」

人が一人座る幅の基準は、約60cmです。
座る面の幅が180cmあれば、3人が普通に座ることができます。

ただ、基準と書きましたが、60cmだとゆったりリラックスして座るにはやや狭いサイズ感。
あくまで参考程度にし、「180cmあればギリギリ3人は座れる」という発想のほうが正しいかもしれません。

クッションの数にも注意

座面の幅が180cmながら真ん中に境目のあるタイプ

では、例えば上の画像のような、座面の幅が180cmながら真ん中に境目のあるタイプは、何人向けになるのでしょうか。
正解は「二人向け」です。

3人で座ると真ん中の人が座りにくいですよね。
3人座れるサイズ感はあるけど、二人向け」という使い方になります。

クッションに境目がないタイプ

境目がないと、自由に座れますね。

家族全員が座れる幅にする必要はない

4人家族だからと言って、4人が並んで座る機会は、実はあまりありません。
もちろん、なくはないのですが、それを考えてしまうと座面の幅は最低240cm、ひじ掛けを入れると260cm幅というとても大きなソファが「4人家族の標準」になってしまいますよね。

日本の一般的なリビングだと、260cm幅のソファはとても大きいと言えます。
マンションやアパートの少し狭いリビングでは、到底置くことのできないサイズ。

「4人家族」「3人向けソファ」という数字を、必ずしも合わせる必要はありません

2.ソファの奥行き

奥行きを考えるときに大事な2つのポイント

奥行きはつまりソファの前後の寸法ですが、それによって「設置」に関することと「座り心地」に関することが変わってきます。

設置する場所と使い方を確認する

設置する場所の確認は基本中の基本。
置けないソファを買ってしまったという失敗だけは避けなければいけません。

注意したいのが「リクライニングソファ」。
映画鑑賞が好きな人にとっては、背もたれが倒れて足が持ち上がり、非常にくつろげるソファですよね。

でもリクライニングさせるには、壁から最低でも20cmぐらいは離さなければいけません
ということはそれだけ奥行きが増えますよね。
また、足が持ち上がるということは同じく「前にも」奥行きが増えることになります。

ソファ本体の奥行きに加え、実際に稼働する範囲を確認しておかないと、せっかくのリクライニング機能が使えないということになってしまいます。
後方には20cmほど、足が持ち上がるタイプなら前にも20cmくらいスペースを確保できるか、しっかり確認しておこう。

リクライニングソファは前後にゆとりを持たせておく

例えばこのソファなら60cmくらい前後に広がるので、機能をフルに使いたいなら、予め設置スペースに60cmくらいのゆとりを想定しておく必要があります。

座り心地の好みを考える

奥行きがあって座面も広いソファは、とてもリラックスできますよね。
特によくごろ寝をする人は、座面に奥行きがあると満足感が高くなります
また、ソファでたまにあぐらをかいたり、時には寝そべるほどリラックスすることもできます。

でもソファに座ってよくお菓子を食べたりお茶を飲む人などは、奥行きがあるとかえって座りにくく感じます。
背もたれが遠い分どうしても体も倒れてしまうので、いちいち起き上がらなければいけないからです。

ただ「大は小を兼ねる」ではありませんが、座面の奥行きが広いソファはクッションを利用して狭くすることができますが、その反対はできません。
もちろん奥行きが広いとそれだけ多くのスペースを使います。

どのような使い方が多いかを考えて、自分に合う奥行きを考えるのが大事です。

3.ソファの高さ

ソファの2つの高さ

座り心地・デザインに関係する高さには

  1. 座面の高さ
  2. 背もたれの高さ

の二つがあります。
これらの高さを使いやすいよう考えると失敗を減らすことができます。

座面の高さ

座面(実際に座る面)の高さは、座り心地・使い心地に大きな影響を与えますよね。
通常の高さのソファとローソファで考えてみます。

通常の高さのソファの特徴

「座る」ということに関しては、ひざが90度ぐらいになる高さが最も座りやすい高さ
ただ、リビングなどソファは基本的にリラックスする場所ですよね。

背筋をビシッと伸ばし、ひざを直角に曲げて座ることが、必ずしもリラックスに繋がるわけではありません。
どのような使い方が多そうか考えると向いてる高さが導き出せます。

高さのあるソファは、たとえばテレビを見ながら飲み物を飲んだりお菓子をつまんだりするのに合っています
体を起こすのが楽なので、お酒をよく飲む人も高さのあるソファのほうが向いているかもしれません。
また、床に座ると背もたれになってくれます。

もし小さな子供や赤ちゃんがいる場合は、子供に合わせると高さが危険になることもあります。
低いタイプにするか、ソファの下にクッションを置くなどの対応が必要になります。

デザインの種類はこちらの方が圧倒的に多いですが、高さがあるので大きくなり、部屋の中での存在感が高くなります。
スペースがある程度広ければ問題はありませんが、狭いときは圧迫感を演出してしまうので色使いなどにも注意が必要です。

ローソファの特徴

ローソファは開放感がある

ローソファはとにかくリラックス感を得たい人に最適。
座椅子の延長のような感じに使うことができ、足を伸ばして座ることができます
小さな子供がいても安心で、赤ちゃんの誕生を見据えた新婚さんにも向いているかもしれません。

最も注意すべきは、腰痛持ちの人は避けるべきという点。
ローソファは腰にかかる負担が大きいので、腰に不安がある人には向いていません。
また、立ち上がりにくいのでひざ痛にも優しくありません。

床に座る生活が好きな人や小さな子供のいる家庭などには最適です。
デザインや種類など、選択肢は少なくなってしまいますが、大きな問題になるほど少ないわけではありません。
見た目にも低いので、部屋を広く見せることができ、開放感が生まれますよ。

背もたれの高さ

次は背もたれの高さを考えてみます。
使い心地では、背もたれに「頭」を預けることができるかが大きな分かれ道。
デザイン的には圧迫感に影響してきます。

背もたれが高いソファ

背もたれが高いソファ

背もたれの高い、いわゆる「ハイバック」タイプのソファは、頭を預けることができるので首が楽です。
長い時間テレビを見る人や映画鑑賞が好きな人はハイバックが向いています。

ただし、頭部に背もたれがないならクッションなどで代用できますが、ある時はそれを邪魔に感じても取り外すことはできません。
見た目の圧迫感も高くなります。

ハイバックタイプは部屋を狭く感じるデメリットがあるので、基本はあまり背もたれが高くないタイプ、どうしてもハイバックがいいという場合に検討する、というスタンスがおすすめです。

背もたれが低いソファ

背もたれが低い、または一般的な背もたれの場合は、テレビを見るときなど前を見る場合に頭を首だけで支える必要があります。
ハイバックと反対に長時間座って前を見ていると首が疲れます。

逆に背もたれに頭を乗せることができるメリットはあります。
首を休めることができリラックスできますよね。
あまり低いとできませんが。

見た目もハイバックとは逆で、圧迫感が減り開放感があります
狭い部屋には最適で、広々としたゆとりが生まれますよ。

まとめ

ソファの大きさは、設置に関すること使い勝手の二つの側面で考えることが大事。
全体の大きさと実際に使う部分の大きさを、分けて考えましょう。

搬入経路の確認・ドアの開閉・テーブルとの距離なども考えておくと失敗が減りますよ。

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